ロービジョンの認知―体験教室から学ぶ正しい配慮―(2019)

要旨 日本では約164万人いる視覚障害者のうち、約90%をロービジョンの方が占めているとされている。しかし、小・中学校での障害理解教育において、ロービジョンを中心とした教育が行われていないこともあり、全盲に比べて認知がされていない現状にある。そのために適切な配慮に至らないことが問題視されている。本研究では問題解決のため、認知が広まっていない問題を分析し、改善策を提案して、実際に行った検証結果から改善策の有効性を論ずる。

体験学習プログラムの一場面